夕映えの温泉津散策から輝雲荘の部屋・龍乃井に戻ると、すでに夕食を運んでくれ始めていた。夕方になるにつれて、少し冷えてきたなぁ、と思いながら掘りごたつに座ると、ほんのりあったかい。あ、こたつ着けてくれたんだ。
日中は暖かく、こたつに布団はもうないが、この小さな気遣いに心まで暖まるようだった。
さっき、パフェを食べたことをひとまず忘れて(無茶な!)、夕食の献立を見る。
『輝雲荘会席』と書かれていた。給仕の方が内容を説明してくれる。
お刺身は、上がカンパチ、真ん中が鯛、そしてレモンの隣がのどぐろだ。のどぐろは高級魚として有名だ。特に島根ののどぐろは逸品である。甘めの醤油で頂いた。
地鶏のたたきといい、蛸粕和えといい、それぞれに違った味わいがあり、最初に運ばれていた料理だけでもすっかり美味しい気持ちでいっぱいになる。
陶板焼きは「まる姫ポーク」。エビやぶなしめじに隠れちゃっているけど、江津のブランド豚である。着火しましょうかと聞かれ、自分でやってみることに(火、着けるだけなんだけどねw)。
私は地酒が好きなので、メニューにあった「開春・利き酒セット 並」を注文。温泉津の酒造・若林酒造のお酒だ。
といっても下戸なので、ゆ~~~っくり飲み進める。おこちゃまなので、辛いのは特にちびちび、だ。
そして、利き酒セットの写真の後ろに控えているのが、輝雲荘自慢の焼鯛だ。
早速お箸で頂くと、白身の味わいがシンプルで深い。背びれや尾びれに塩が振ってあるので、そこから少し塩を崩して好みでまぶす。これも美味しい。後から食事で島根のお米が給されたとき、白米と一緒に食べる。最高か。
程よくお酒もまわって来たころ、ふと思い出し本日写真撮影で大活躍したiPhone16eを充電する。あと5%だ。入口に近い所に、延長ケーブルが置かれている。かゆい所に手が届いている。うんうん。・・・あれ?
充電器がないよ。どこ入れたっけ?しばし探す。肩掛けからリュックから一通りひっくり返して探す。無い。いやいや、出したか。机の上か?脱ぎ捨てた羽織の下か?ない。
落ち着け。ふわもち揚げ食べておちつけ。
狼狽したものの、まずは美味しくいただこうと冷静になり、ひとつひとつ頂いていく。
島根県産コシヒカリは柔らかい食感で、ごはんだけでも十分に美味しいパターンのお米だ。
過去に富山の世界遺産・相倉合掌集落の民宿「長ョ門」で自家製のご飯を食べた時も美味しかったけど、島根県産コシヒカリも美味しかったぁ。
(↓ 私の過去の記事です。気が向いたら読んであげてください ↓)
デザートを出してくれたところでお茶を淹れてくれた。満腹で美味しくいただきました!と感想を言いつつ、ところで充電器ってありますか?と聞くと、基本的なものならあるとのことだったので、食べ終えたらフロントへ行ってみることにした。
危なかった。充電器の一件で慌てふためいて食事を楽しみ損ねる所だった。一人旅で輝雲荘みたいな宿に泊まってちゃんとご飯頂くの、実はほぼ初めてだったから、結構緊張してたんだろうな。でも気付いてよかった。ご飯、ちゃんと食べようって(苦笑)
実はこの後、2軒ほど行ってみたいお店があったんだけど、さすがに無理でしたね。ごちそうさまでした!
To be continued... 👇
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🍶🥢🍚 温泉津温泉 寛ぎの宿 輝雲荘 ~夕食メモ~ 🍚🥢🍶 | ||
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食事時間帯 | 17:30~19:30の間から選べる。 | |
食事場所 | 基本的に部屋食 | |
今回のプラン | 輝雲荘会席 | |
料理数 | 11品 | |
その他 | 子供定食あり。 | |
プランや追加料理として島根和牛やのどぐろ煮つけなどがある。 | ||
平日限定で料理少なめプランも。 | ||
贅沢に楽しみたければ12品の厳選された料理長おまかせ会席など。 | ||
バリエーション豊かなので、自分に合ったプランを選ぼう。 |