輝雲荘の夕ご飯を食べ終わると19時前だった。フロントで無事充電器を借りて、部屋での充電期間を設けねばなりますまい。
充電をしている間、ちょっと閑話休題(←言いたいだけ)としゃれこみましょうかね。
温泉津温泉には温泉むすめがいる。
温泉津佐間(ゆのつ さま)という。
激しい運動は苦手らしい。私もだ。半月板を損傷してからというもの、めっきりバドミントンもできなくなってしまった。
銀山だから衣装が全体的に銀色なのかしら。「佐間」の由来はどのあたりなんだろう。
輝雲荘のお土産コーナーの棚には温泉むすめのコーナーがあり地酒のコーナーがあり、焼き物のコーナーがあり、石見関連の本が置いてあり、鬼滅の刃を読める。
温泉むすめは全国にいる。台湾にもいる。総勢129人(2024年8月28日時点)もいる!しかもそれぞれに声優さんもいる。だからか。温泉地へ行くと、割と頻繁に温泉むすめ(の看板)に出会う。
温泉むすめの立ち上げの経緯は、2011年の東日本大震災に端を発する。
以下、想いを正しく伝えるため、HPから引用させてもらいます。
温泉むすめ公式サイトより。
◆立ち上げの経緯
・全国の観光地に再び活気を取り戻したい
2011年3月に起こった未曽有の大災害「東日本大震災」によって、温泉むすめを運営する株式会社エンバウンド代表の故郷である福島県は多大な被害を受けました。その爪痕は未だに心の奥深くに残っています。
そんな震災の被害のあった福島と東北に再び活気を取り戻すためには、一人でも多くの観光客が現地を訪れることが必要です。
多額の補助金や助成金で一時的に潤ったかのように見えた福島県ですが、お金の力だけでは人々の傷を癒すことはできませんでした。その証拠に未だに海外からの観光客は福島県を避ける傾向があります。
よって、実際に観光客や県外の方々が福島や東北に足を運ぶことが、現地の人たちの心を癒し、元気づける唯一の手段になります。
その手段として、世界的に人気の二次元キャラクターや声優を活用し、全国を網羅的に盛り上げることを目的に2017年3月にキャラクターコンテンツによる地方活性事業「温泉むすめ」を立ち上げました。
その結果、2019年12月から3か月間、東北の61箇所を対象としたスタンプラリーを行いましたが、ファンだけでなく、現地の方々からも大変好評をいただき、「震災以降、初めて東北が一つになれた気がする」という有難いお言葉を頂戴しました。
これからも東北だけでなく、日本全国で集客や低い知名度に困っている地方の観光地を盛り上げ、日本全体を活性化することが目標です
地域活性化を主目的としているため、温泉地がキャラクターを使うロイヤリティや初期ライセンス費用は無償とし、必要な手続きも簡易的にしている。各省庁や自治体、各企業、温泉地や各店舗から、国費や補助金、協賛金などの費用をもらったりすることもなく、事業は数名のスタッフによるほぼボランティアのような運営という事である。
イラストやビジュアルが一つじゃないのも、出会う楽しみがあって良いね!
わが町・横須賀にも居てほしいなぁと思いつつ、温泉地でもないので絶望的か笑。
部屋に戻ると、お茶や、そばまんじゅうなどをおまとめしてくれていた。
ゆったりと、温泉津温泉の夜がすぎてゆく。
To be continued... 👇
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