琴ヶ浜は大田市仁摩にある。温泉津から、車で10分足らずの位置にある。「日本三大鳴り砂」の一つとされる(そんな三大もあるんすね!)。「鳴き」なのか、「鳴り」なのかは、サイトや観光地によって呼び方が違うようだ。
気になる。どっちか統一されていないのだろーか。鳴き(り)砂は、全国で30ヶ所程ある、と、全国鳴砂ネットワークに記されていた。
鳴砂!!!!
なんてこった。よけい分らないじゃないか。
ちなみに他の三大鳴砂は、京都府京丹後市の琴引浜、宮城県気仙沼市の十八鳴浜(くぐなりはま)だそうだ。琴引浜は、確か15年くらい前に友達と行ったことがあったと思うが、よく覚えていない。
ふっ、あんなそわそわしたうる星やつらと行っても琴のごとく鳴く浜の良さなんて判らなんだろう。静かな気持ちで歩けば、それザっザっ・・・ん?
はは、ここじゃないのかな。もう少しあっちか?
それ、ザっザっ・・・
・・・ッッッ!!
ポコポコポコ(スマホで調べる音)・・・
ほう、歩き方にコツがあるとは、それは盲点だったぜ。
「波打ち際のかわいた砂が鳴ります」
ふむ。
「足をこするように歩いたり手ではらってもキュッ・キュッと鳴ります」
なんと、手でも鳴るのか。
「雨の日や湿っているときは鳴りません」
昨日から晴れているからそれは大丈夫だな。
以上を踏まえて、まず手ではらってみた。
すると、なんということでしょう!
「きゅきゅっきゅ」
不思議だ!
さらに足でこするように歩いてみる。
「ぎゅっぎゅっぎゅ」
おお!これがそうなのか!
ちょっと面白くなってきたので、ひとりでニマニマ(仁摩なだけに・・)しながらしばらく手で払っては足でこすって遊んでみた。
(ママ、あの人なんか笑ってるよ)
(しっ、見ちゃだめ、行くわよ)
琴ヶ浜には、土地の人の優しさがにじむような伝説が残っている。
源平合戦に敗れ、この地に落ち伸びたある平家のお姫様が困っていると、村人が助けてくれたという、お姫様はそのお礼にと、毎日美しい音色の琴を奏でて村人たちを喜ばせていたが、やがて姫は亡くなった。それからというもの、砂浜が琴の音色のように鳴くようになったそうな。
以来、その姫のことを琴姫。この浜のことを琴ヶ浜と呼ぶようになった。という。
あと、扉、あったと思ったんだけどなぁ。フォトジェニックなやつ。
時間が早かったからか、出ていなかったようだ。白砂と青い海と空に映える白い扉。
似合わねーか、私にゃあ。
To be continued... 👇
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旅のメモ📝
🎻 琴ヶ浜 ~メモ~ 🌊 | ||||||||||||
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私の所要時間 | 8分 | |||||||||||
住所 | 大田市仁摩町馬路 | |||||||||||
見学時間 | いつでも(海水浴場なので海開き後は音色どころじゃないかも) | |||||||||||
駐車場 | あり。無料。 | |||||||||||
アクセス | 山陰本線馬路駅から徒歩約10分 | |||||||||||
ホームページ | 琴ヶ浜 | 島根県大田市観光サイト | |||||||||||
👑琴ヶ浜の称号 🔱 | ||||||||||||
日本遺産 | #101 石見の火山が伝える悠久の歴史 | |||||||||||
国指定天然記念物 | 琴ヶ浜 | |||||||||||
日本の音風景100選 | 琴ヶ浜海岸の鳴き砂 | |||||||||||
日本の渚百選 | 琴ヶ浜 |