しったかぶり!日本紀行

少しずつ読みやすくしてまーす^_^

8 子連れで伊勢神宮・外宮へお参り。食の神様に旅のグルメのご利益を願う

 伊勢神宮・内宮にお参りし、スイーツを家族でついばんだ後、一行は伊勢市駅前のホテルへチェックインした。ホテルのことは後ほど触れるとして、日暮れまでまだ少し時間があったので、外宮にお参りして、参道のどこかで夜ごはんを食べようということになった。

伊勢市駅前バス停

ホテルの外は伊勢市駅前バス停

伊勢神宮のような混雑必至の人気神社へ参拝する場合、特に子連れならオフピークが絶対的におすすめだ。朝の散歩、夕方の散歩。そういう感じでお参りするのが、多分いちばんストレスフリーかつ静かな気持ちでお参りできるのではないかと思う。

ホテルから出るとすぐにバス停や伊勢市駅が視界に入るから、子供たちも飽きずにいられる。駅前から伊勢神宮の外宮までは、だいたい500m、徒歩7分くらいだ。

伊勢神宮・外宮の入口。

外宮の入口に到着。

外宮も日中は賑やかだったろうが、時刻は17:30。5月の参拝時間は19時までだけど、この時間帯はすでにほとんど人はいなかった。

火除け橋を渡り、一の鳥居をくぐる。伊勢神宮の外宮(げくう)は、豊受大神宮といって、豊受大御神を祀っている。

豊受大神宮 一の鳥居 夕方の時間帯は薄暗い。

一の鳥居の先は薄暗くて少し怖いかも。

内宮(ないくう)の天照大御神の食事を司る「御饌都神(みつけかみ)」で、衣食住・産業の守り神として崇められている。

豊受大神宮・一の鳥居の先

一の鳥居から進むと・・

玉砂利を踏みしめながら歩く。長男と次男はじゃりじゃりと音を立てるのが楽しくてじゃらじゃら歩いていたら、警備の方に注意されてしまった。いくら7歳までの子は神の使いと言えども、本当の神様の前での無礼はいけないよね。すみませんでした。

伊勢神宮・外宮 二の鳥居

二の鳥居の先が正宮だ。

内宮と同じく、ベビーカーを押して進む。清浄な空気の参道も、じゃりじゃり以外は子供らには退屈だろう。

伊勢神宮・外宮 正宮前

正宮の前に到着。

正宮を右手に見て、左手前には別宮が祀られている。怒った豊受大御神である「多賀宮」、堤防の守護神「土宮」、風雨を司る農作の要「風宮」である。今回はお参りしなかった。

我が一行はまっすぐに正宮へ。式年遷宮の敷地に目が行く。伊勢神宮の最大にして至高の特徴である「式年遷宮」は、20年に一度、社殿と神宝を新調する神事である。

伊勢神宮・外宮 令和15年式年遷宮御敷地

式年遷宮の準備がはじまっている

太陽の復活と再生。古代からの究極のリサイクル的思考。これらを語りたいところだが、子連れ旅なので割愛だ。

伊勢神宮・外宮。内宮同様に本殿は隠れてよく見えない。

豊受大御神の正宮を垣間見る。

正宮はほんの少ししか見えない。造りは内宮とほとんど変わらないが、てっぺんの千木(ちぎ)の向きが微妙に違うなど細部に差がある。両社とも、「唯一神明造」と呼ばれる、伊勢神宮だけにみられる(なので唯一)、日本でも最古の木造様式である。

伊勢神宮・外宮 参道の提灯

参道には提灯のあかりがともりはじめた。

古代から続く信仰の中で、いかに「食」が重視されていたかを感じられるのが、豊受大神宮である。この機会に、我が子たちにもご飯が食べられることの「稀さ」を教えたいのだが、いやはや、なかなか難しいね。感じてくれてはいるのかしら。

 

そんな事を思いながら、一行は参道沿いにある美味しいご飯が食べられそうなお店を物色するのでありました。

 

つづく👇

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旅のメモ📝
伊勢神宮 外宮 ~メモ~
私の所要時間 22分
住所 三重県伊勢市豊川町279
参拝時間 1月・2月・3月・4月・9月 :5:00~18:00
5月・6月・7月・8月    :5:00~19:00
10月・11月・12月     :5:00~17:00
お休み 無し
拝観料 無し
駐車場 外宮エリア|駐車場案内|らくらく伊勢もうで
アクセス JR・近鉄「伊勢市駅」より徒歩約7分
ホームページ 伊勢神宮 公式
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