朝のお散歩を終え、8時からの朝ごはん。「東多賀の湯」での滞在は、ご飯を終えたら速攻でチェックアウトし、気仙沼へ向かわねばならない。宮城での2日目は太平洋パートなのだ。
東多賀の湯の前編はこちら。
その前に、ちょっくら「東多賀の湯」を散策してみましょーか。夜はこんな感じ。入口は銭湯っぽい感じ。少し前の旅館の雰囲気を醸し出している。

ロビーは広くないけど、ソファーがあったので、テーブルの下に積まれた冊子を読みながら、のんびりしてみた。そう。してみたんだ。わざわざしなくても、部屋でスマホでもいじっていても良いんだけど、それじゃあ、いつもと変わらない。

こういう所で、思ったよりずっと深く沈むソファーに腰かけて、地元の情報や、ちょっぴり古びた情報が載るくたびれた冊子を読む。これが乙。醍醐味。粋。なんでもいいや、とにかく味わいなんだ。

2階には本棚が置かれていた。こういう所に置かれている本は隅に置けない。那智勝浦では「進撃の巨人」を夜明けまで一気見(当時未完)しちゃったり、新潟では「アイアムアヒーロー」を一気見したり、ちょっと怖いから家では買わないような本を読んだりするんだ。あと、地元史なんかもチェックしたい。弘前では、興味深く読んでいたら、なんと地元の人だけに配られる「周年記念誌」を譲ってくれたりもした。

令和5(2023)年11月25日に亡くなった、東多賀の湯の看板犬・ぽちの追悼コーナー。ぽちは17年も長生きして、多くのお客をこの東多賀の湯と共に出迎え、見送ってきた。

テルマエ・ロマエは温泉宿には良いな。
そして、朝の散歩を終えた後の格別朝ごはん!これこれ、こういう感じが大好き!健康的そのもの!ご飯はお櫃。これは食べ過ぎちゃう苦笑

昨夜のご飯の時のおばちゃんと、今朝もお話し。暮らしている大阪のことや、過ごした石巻のことを聞いてみたり、テレビに流れる宮城のニュースでよもやま話をしたり、朝食からコーヒーまで。

(あ、これ、石巻、間に合わないやつだ)
でもいっそ、会話を楽しんだ。石巻はまた来れる可能性が高いが、おばちゃんと再開する可能性は極めて低い。
そして、最後に温泉に浸かり、数分(相変わらず長湯できない)思いっきりのんびり。

9:20 チェックアウト。
大急ぎ!大急ぎで(道交法守りつつ)気仙沼へ!と、遠いな汗
ぎゃー、1時間55分 113km。

それでも!!途中途中、きれいな田んぼの風景に車を停めて眺めた。駐車スペースがあり、自販機がある。見ていって下さいと言わんばかりのこの美しい風景。
長崎の水車と呼ばれている。

日本の原風景と言われる水田の風景は、残念ながら私の幼少期の原風景とは違うが、やはり遺伝子の中の記憶が懐かしがるのだろうか、どこの国の、どの風景よりも心が揺さぶられる(海外には行ったことないけど)。
鳴子から太平洋側はとっても遠かったけど道は走りやすく順調。まずは気仙沼大島!
行ってみよう♬
つづく👇
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旅のメモ📝
| 👛かかったお金 💵 | ||
|---|---|---|
| 東多賀の湯 宿泊料金 | 8,500円 | |
| 雪渡り 友酔 | (夕食時) 1,000円 | |
| 入湯税 | 150円 | |
| 小計 | 40,320円 | |