モーニングを食べそびれ長めの待ち時間を経て、いよいよ出発の時間(前回の記事へ)!。
飛騨神岡のレールマウンテンバイク ガッタンゴーは、大人向けで絶景が楽しめる「渓谷コース」と、今回我々(父がお41歳、長男かけ7歳、次男くんじ3歳)が体験する、子どもも大人も楽しめる「まちなかコース」がある。

背中しか映っていないけど、20代くらいの若い人が多く、出走前から活気づいてなかなかの盛り上がり。団体さんではなく、2~4人のグループが多かったみたい。他にも、元気なお年寄りさん(左のパラソルの下におられる)や、家族連れも数組挑戦していた。

車両は6種類あって、すべて電動アシスト付き。タンデム車もあるし、子連れには2階建てシートや、かわいらしいサイドカーもある。
ペダルの漕ぎ手が145㎝以上という安全制限があるので、私たちの選択肢はバイクでけん引してもらう「木製トロッコ」のみ。

6人まで乗れるから家族+じじばばでも楽しめるよ。オートバイが木製トロッコの後ろに取り付けられて準備万端。あとはスタッフの方が運転してくれるとのこと。どんな感じだろ、私と長男はワクワク。次男は少し怖がりなので、何が起こるのだろうとソワソワ。

いよいよスタート!ガタゴトガタゴトと、続々と自転車たちがコースへ踊りこんでゆく。そして、それはもう一生懸命に漕いでゆく。山間に「ひゃー!」としんどそうな若い女の子たちの悲鳴が響く。そう、気温は33℃。アシスト付きとはいえ、酷暑での走行はなかなかキツイ!

私たちはというと、ぶおおお~と、ガタゴトの音にプラスしてバイクの音を響かせて旧神岡鉄道のレールの上を悠々と風を切って走っている。なんだか先を行く皆に悪いみたい笑

最初の方こそ次男くんじはグッと手を握りしめて緊張の様子だったが、だんたん慣れてきたようで、前を見ながら時折歓声を上げたりしていた。

漕いでいる皆さんはというと、こちらも少しずつコツをつかんできたのか、悲鳴からだんだんと楽し気な笑い声に変わっていった。座っているだけでも暑いのに、勇者たちに惜しみなく拍手を贈りたい。座りながら。
かなり深い高原川渓谷のむこうに、神岡大橋が見えてくる。快い絶景。

それにしてもコツをつかんできたとはいえ、ペダルを漕いでいると悠長に写真を撮っている余裕はないんじゃないかな、と楽している私は冷静に思うのであった。

短いトンネルを抜け、まちなかコースらしく、神岡のまちなかをガッタンゴーは進んでゆく。私たちは、「レールマウンテンバイク」の名にちょっぴり申し訳ない「木製トロッコ」
繰り返し言う。楽ちんだw

長いトンネルに入ると、ひ~んやり!気持ちいい!!乗車前の案内では、19.9℃ということで、外気との差なんと約14℃。
長男かけ「さっぶ、くさ」
次男くんじ「きゃっきゃ、さぶ、ぬさ(兄の真似してる)!」

父がお「暗いの怖い人~!」
「・・・(音が大きくて聞こえてない)」

神岡は、河岸段丘のヘリの部分に、へばりつくように発展した町である。そのまちなかに「レトロ」「モダン」「トマソン」「花街」「水場」「火山噴火」「城」といった、いわば文脈無視の混沌とした見所が散りばめられているという。

だれが呼んだか。たれが呼んだか。
「カオスの街 神岡」
惜しかったのは、最初神岡に宿をとるつもりで、宿の目星も付けていたのだが、父子3人であること、先の旅程のことなど様々な事情で叶わなかった。夜の神岡の街、朝の神岡の町。ここを歩くと思っただけで、ゾクゾクしちゃうような、不思議な魅力を持つ「神岡」。いつか、ひとりで来よっと。

またトンネルを抜け、さわやかな(暑いけど)緑の樹間を抜けると、やがて視界の開ける場所に出てゆく。

先を行く自転車組はすでに到着していた。バイクは定刻で、自転車は踏ん張ってペースを上げたのだろう。廃線の魅力は、ふだん歩くはずのないレール近辺を堂々と踏みしめることができる事だろう。

全員が、一旦自転車を降りて休憩だ。この間、スタッフさんたちはせっせと自転車の向きを変えて、帰り道に備えてくれている。

子どもたちと「いっしょに写真撮ろうよぉ」と言っても、レールや休憩室に行ったり来たりして遊んでいるので、私は神岡の町を眺めてみることにした。
絵はがきのような風景だ。

小高い丘の上に、いかにも「城ですよ」と主張する建物がある。もちろん、お城なので違和感はあろうはずもないのだけれど、これがカオスの街の異名たるゆえんか。なんだかとっても、とってつけたようにちょこんとあるんだわ。模擬天守が。

背景の雄大な山々と、手前の高原川の本物感が、多分模擬天守を、模擬模擬させているのだろう。しこたま変な表現ではあるが。かっちょ前に、犬山城や丸岡城といった現存天守を参考に設計されているという。うむうむ。より一層カオスだ。

しかも、ちょっぴり「あってもおかしくないな」って思えちゃうところが、この神岡城の不思議でもある。
神岡城については後の記事でもうちょっと詳しく触れようと思う。
さて、帰り道である。
帰りは、上り坂。自転車組にとっては苦しい道となるらしい(他人ごと)。悲鳴も、歓声も、もうなかった。みな、ただただ漕ぐその一心に全集中のようだった。

帰りのトンネルは、イルミネーションが灯されている。「トンネルリエ」といって、地元の高校生が企画したという。

暗い中で動いているためうまく撮れていないが、キノコとか動物のイルミネーションが置かれていて、これには少し飽き気味だった子どもらも喜んでいた。

次男くんじ「きのと、いたね!」
そうだね、いたね。

ここから難所とのこと。私たちけん引されて、なんだか悪いみたい(〃艸〃)ムフッ
そして、ついにゴールが見えてきた。スタートしてから約42分。終わってみると、あっという間だった。

私はどちらかというと、こういう時に汗をかきつつ、チビたちを煽りちらしながら自転車を漕ぐのが好きであるが、たまにはこうしてのんびりバイクにけん引、というか押されてゆくのも、いいものだなぁ、と、さわやかに汗だくになった自転車の皆さんを心の底から労いつつ思ったのであった。

暑い時期は、お飲み物持参は必須かな。
つづく👇
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旅のメモ📝
| 🚃 レールマウンテンバイク ガッタンゴー 🚲 | ||||||||||
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| 住所 | 岐阜県飛騨市神岡町東雲1327-2 | |||||||||
| 私の所要時間 | 60分 | |||||||||
| 営業時間 | 開催期間は例年3月下旬から11月下旬 詳しい営業日・時刻表はHPの予約画面で要確認 |
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| 駐車場 | あり。40台。無料 | |||||||||
| アクセス | 高山清見道路 高山ICから約36分 安房峠道路 平湯ICから約1時間 北陸自動車道 富山ICから約60分 |
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| ホームページ | レールマウンテンバイク Gattan Go!! – 自転車とレールで風になる、岐阜県飛驒市のロストライン・アクティビティ! |
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