しったかぶり!日本紀行

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横浜 関内「南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ」本格スパイスカレーを堪能!

 仕事で横浜の関内へ。お昼に何食べよっかなー。インドカレーかなー。と食欲の赴くままにGoogleマップさんに教わって行ってみたのが

「南インド料理店 bodhi sena ボーディ セナ」

関内 南インド料理店 bodhi sena ボーディ セナ 外観

ボーディ セナ 外観

ボーディセナとは聞きなれない語感だが、それもそのはず。サンスクリット語から来ているという。菩提僊那(ぼだいせんな)がその語源で、奈良・東大寺大仏の開眼に立ち会った南インドの僧侶の名前であるという。

インドに南も北もあるのだろうか、なんてことは、一瞬たりとも思ったら失礼である(ごめんなさい)。日本にだって東西南北日本があるのだ。

 関内「南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ」

Wi-Fi完備である。

お店の壁にはにはチャリンコがかけられている。店員さんのものだろうか。打ちっぱなしのコンクリートに格子の窓、このチャリンコでさえ、お店の外観に一装飾を施していると思うのは、考えすぎであろうか。当たり前だが、メニューの木板や黒板は日本語表記である。

関内「南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ」

じりじり寄ってみる

向かいの歩道からしばしお店を眺めたのだが、若干迷いがあった。入った瞬間にインド感満載の店内、一生懸命な日本語で語りかけてくるインド系の店員さん。1人で旅先の居酒屋に入るだけでひと記事書けちゃいそうなほど無駄に深く迷う私の真(愚の)骨頂が発揮される。

横浜 関内「南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ」 メニュー

サウス インディアン レスタウラントとある。

と、しずかにカチャ、と店の扉が開いた。若いOL然とした女性がひとり出てきた。満足げに外観の写真を撮って去く。その入れ違いに、サラリーマン風の男性が入ってゆく。その姿に迷いはなく颯爽としている。「こう入れ」と言わんばかりではないか。

横浜 関内「南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ」 入口

いざ参る

私も(私服だが)サラリーマンである。意を決して扉を開いて、ここまで来れば一気だ。なんなら、「こんにちはー」と声まで発しての入店である。太一郎、よくやった。

「いらっしゃいませ、おひとりですか」

あれ?普通だ。日本人だ。

横浜 関内「南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ」 内装

すてきだ

しっかり目の服を着た男性と、ゆったり目の服を着た女性が応対してくれた。店内も、変な表現だがインドすぎない。適度にインドっぽい(すみませんよく知りませんで・・)装飾があり、ただ、一見して「日本人による南インドカレーのお店」と解った。

ただし、ボーディセナのシェフは、南インドのケララ出身の方で、料理は本場ホンモノノの味である。

横浜 関内「南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ」 内装

内装はこじゃれている。

「ご注文はスマホからお願いします」

ほ、近代的だ。早速Wi-Fiに繋ぎ、QRコードを自慢のiPhone16eのカメラアプリで読み取って、メニューを確かめる。ここに来るまでに、大方の目星は付けてあったので、その通り+マンゴーラッシーを注文した。マンゴーラッシーはあっという間に出てきた。

関内「南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ」 マンゴーラッシー

先ずは一杯w

この日は曇天で涼しかったのだが、午前は仕事していたし、緊張でか喉が渇いていた。ちゅ、と一口飲むと、ラッシー独特の優しいヨーグルト感とマンゴーの甘みが口中に広がりまことに美味い。

 

 

 

料理は店内の様子を眺めながら待とうかと思った矢先、例のゆったり目の服の店員さんが運んできてくれた。これもあっという間だった。真ん中にパニールビリヤニが鎮座し、最も目を引くのは、おっきな円板状のエビセンみたいなやつだ。

南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ F.カレー3種とパニールビリヤニセット

ご注文揃いました

紹介が遅れたが、注文した料理は、平日のランチメニューで「F カレー3種とパニールビリヤニセット」だ。カレーは日替わりで、この日は、左から

〈辛口〉ブリのタリマンドカレー

〈中辛〉ハイデラバードチキンカレー

〈甘口〉ムング豆カレー

の3種だった。注文画面で「パクチーなし」も選べるが選ばなかった。

南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ 3種のカレー

いい香り~

まず、ブリに行ってみる。タリマンドとは、マメ科のフルーツで、タイやインドではポピュラーなものらしい。甘酸っぱくて風味が独特で、調味料としても使うという。

これは、とにかく辛かった。酸味のたっぷりの辛さで、ビリヤニや、インドの白米だと教えてもらった、細長いバスマティライスに絡めてみた。

南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ ブリのタリマンドカレー

ブリ、いた!

バスマティライスは「香りの女王」というヒンディー語に由来する。これはおかわりOK。

おっきなエビセンの正体は「パパド」といって、インドのおせんべい。豆の粉でできていて、生地を油で揚げてパリッと仕上げているのだ。普通に食べても美味しかったが、カレーに浸したりしても美味しかった。どう食べるのが正解なんだろう。いまさら。

南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ パパド

ポテチみたいな食感

真ん中メインは「パニールビリヤニ」

パニールとは、インドで一般的に使われるフレッシュチーズで、ビリヤニとはインドの炊き込みご飯のことである。

中辛のハイデラバードチキンカレーは、南インドの都市・ハイデラバード発祥のカレーで、これもなかなか辛く、深みのあるスパイシーさだった。

 

 

 

バスマティライスの左下は、「サンバル」といって豆や野菜のスープだ。その下が「ライタ」というヨーグルトで、セロリのようなシャリシャリ食感の野菜が入っていた。ビリヤニの真下・「ポリヤル」は、スパイスとココナッツで野菜を炒めている南インドの野菜料理だ。

南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ 平日ランチメニュー F カレー3種とビリヤニセット

豪華!

甘口の「ムング豆カレー」は、ようやく舌が安心する甘さであった。ムング豆はインド原産の豆で、当地の貴重なタンパク源であったという。肉や魚の代わりに、このお豆から栄養を採ったのですなぁ。

南インド料理店 bodhi sena ボーディセナ 美味しい!

美味しかった!!

スパイスや全体の風味は、どうも人によっては苦手意識があるかもしれない。

私はとても美味しくいただけたし、南インド料理という、めったに行けそうにない土地のごちそうにありつけて、幸せな気分で午後の仕事に向かうことができた。

 

美味しかった!満腹!ごちそうさまでした。

 

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メモ📝

☆12:00を過ぎると混雑するので、開店直後がオススメ。

☆ランチタイムは適正価格で提供するために現金でご協力を。

🍛 南インド料理店 ボーディセナ 🥤
住所 神奈川県横浜市中区住吉町3-28 新井ビル 1F
営業時間 11:30~15:00(LO14:30)
17:00~21:00(LO20:00)
ディナーのみ予約可
定休日 日曜
駐車場 近隣のコインパーキング利用
アクセス 横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」3番又は1番出口より徒歩3分
JR根岸線「関内駅」北口より徒歩4分
横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道駅」5番出口より徒歩5分
横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口より徒歩6分
ホームページ https://www.instagram.com/bodhi_sena/