ユトリ珈琲アルプラザ敦賀店でモーニングを食べた後、北陸新幹線が開業した敦賀駅に行ってみた。令和6(2024)年3月に金沢-敦賀間が延伸し、北陸新幹線しばしの終着駅となっている。

敦賀駅まちなみ(西)口改札。行き先はそれぞれ
金沢・東京方面 : 北陸新幹線
福井・金沢方面 : はぴらいんふくい線
東舞鶴・小浜方面: 小浜線
京都・大阪方面 : 特急サンダーバード
米原・名古屋方面: 特急しらさぎ
大阪・米原方面 : 北陸本線
と賑やかだ。

エキタグは、ハピラインふくいの敦賀駅だ。松の木は気比の松原、砂浜と海、赤レンガ倉庫の絵があしらわれている。

吹き抜けのまちなみ口側を眺めることができ、ゆったりしていて雰囲気が良い。木目の壁面もよい構えをしている。新駅舎は三階建てで37mもの高さを誇る。

2階の休憩スペースから、在来線の向こうに高架の北陸新幹線を眺められる。敦賀駅からの最後の延伸はいつになるのだろうか。

今回は東口へは行かなかったが(西口からは入場券がないといけない)、向こうは新幹線へのアクセスが良い「やまなみ(東)口」で、デザインコンセプトの「空にうかぶ~自然に囲まれ、港を望む駅~」にふさわしい迫力となっている(みたいだ)。
現代の駅らしく、構内はWi-Fiが完備されワーキングや学生のお勉強スペースが確保されている。もはやこういった設備の充実はマストとなっているのかもしれない。敦賀駅も余念なくそういった条件をクリアしている。

休憩スペースあるいは多目的室では、学生服姿の青年たちが参考書やノート(もしくはスマホ)を開き真剣なまなざしを向けていた。
ハピラインふくいの敦賀駅にはそれなりの頻度で列車が入ってくる。延伸された新幹線の高架は駅の少し南で途切れていて、その先の山嶺が雨を降らす雲とともに少し重たげに見える。

構内には「セブンイレブン ハートインJR敦賀駅店」があり、ちょっとしたおやつや飲み物を買った。7月の旅行では猛暑の中ゆく先々で飲み物を買ったが、曇雨の28℃は蒸し暑さもあるが今さら苦にもならなかった。

ふと上を仰ぎ見ると、天井クレーンが謎にぶら下がっている。これは意匠だろうか。開業前の工事で使っていて、取り外し忘れちゃって、いいかそのままで、ってなったのか。そんなわけないかw。

外に出て駅全体を眺める。観ているだけでもワクワクする、北陸の玄関口にふさわしい壮大な構造物だ。東西の移動や在来線から新幹線の乗り換えに時間がかかってしまうなど、いくつか問題は抱えているようだが。

駅の外に出てみる。敦賀の町には松本零士の銀河鉄道999と宇宙戦艦ヤマトの名シーンが再現されたブロンズ像が置かれている。2018年に来た時、街を歩いて氣比神宮にお参りをし、ブロンズ巡りをしたのを思い出した。

駐車場は最初の60分は無料だった。我々はその時間を超えないようにそそくさと敦賀駅を去り行く。電車で来たわけでもないのに駅を巡る。謎の我が家の慣習である。
(家族旅行なのに、それっぽく書けない。子ども不在の子連れ旅行(;^ω^)…)

駅構内のお土産屋さんは少しずつ準備を開始し始めていた。駅前にあったきれいなotta、ちえなみきといったレストラン、カフェ、本屋、お土産屋が入ったお店は開店前。いずれはちゃんと新幹線できてみたいものだ。
つづく👇
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旅のメモ📝
わが家の所要時間:40分
駐車場。乗り降り専用のスペースもあり。