しったかぶり!日本紀行

グループ「灯台・燈台・岬」を作成してみました!!

絶妙にかゆい。劇場用実写映画『秒速5センチメートル』観てきましたぁ!の巻

※ネタバレ無しです

 

『秒速5センチメートル』

観てきましたよ。

いつもどおりワケわからなく感想というか脳の多動の赴くままに書きまーす。

 

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ついに出ましたね。新海ワールドの実写版!その先駆けとなるか

「秒速5センチメートル」

 

いやぁ、これはねぇ、辛いんだか、なんだか、わからない作品だよね。

原作のアニメ観たし小説も読んださ。

ちなみに私は「君の名は。」以来の新海誠ニワカファンであります。

 

 

 

絶対に手が届かない所がかゆいとき。これ。

主人公の遠野貴樹くんとヒロインの篠原明里さんの、思い出の持ち方の違いというのでしょうか。これが「かゆさ」の原因なんだろうけど。

 

同じ思い出が土台にあるはずなのに、こうも違う。

この発狂しそうな「かゆみ」を今回の実写版でも楽しむことが(多分観る人によっては目をそむけたくなるよな痛さだけど)できました。

 

わたしだって、痛い恋愛はしたさ。

連絡先交換しようと言った時に

「今日はいいです」

って断られたさ。

「今日はいいです」ってあーた爆!

 

大事なんだよ、撃沈。

言葉も大事。言の葉。言霊。呪縛‥。

取り乱しました。個人の経験からくる勝手な所感です。

 

 

 

新海ワールドの真骨頂である映像美。これは実写版でも十分意識されていますね。ただし実写として嘘っぽくないように、それでいて美しく仕上がったなぁって思いました。

 

アニメでここぞという時に出てくるあの、かゆさを増えるわかめちゃんのように、あるいは無限野菜の素のように助長する美しい情景描写。ほんとにかゆい笑

 

幼少期の篠原明里役の白山乃愛さんは良かった。こりゃ初恋するわ。

種子島の澄田花苗役の森七菜さんも良かった。遠野コノヤロー!

水野理紗役の木竜麻生さん。遠野コノヤロー!

宮﨑あおい先生、良い味醸しだしておりました。

高畑充希さんも、素敵です。焦らされます。

 

原作を知っていても、新しい角度から観られます。

アレンジの調理具合も、ちょっと語りすぎたかもしれませんが良いさじ加減だと思いました。

 

最後まで緊張感を持って楽しめました(これ「秒速」の一番かも)。

 

若さ、稚さ。振り向くのも大事、前に進むも大事。

自分の心の屍を乗り越えて、ゆけ!遠野貴樹。

 

おしまい。

 

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