しったかぶり!日本紀行

グループ「灯台・燈台・岬」を作成してみました!!

ペリー来航の地・浦賀!横須賀市最大級の再開発プロジェクトで、なるか「第二の開国」

 全浦賀人(43,000人くらい)がざわついた先日の上地克明横須賀市長の記者会見。

浦賀小中学校の同級生仲間LINEグループも、故郷の話題でひさしぶりに大盛り上がり。

 

モスバーガーすら撤退したのにとか、ペリー黒船ラーメンの復活だとか、勝海舟がウナギを食べたとか、あいつの家は立ち退きか?とか、ペリーもビックリ!とかとか。。

 

読売新聞オンラインから。

www.yomiuri.co.jp

 

1000億円、横須賀市最大規模のプロジェクト、「第二の開国」と景気の良いワードが並び、市長も「ワクワクする提案が頂けた。浦賀再生のスタートラインに立った」と語っている。

 

横須賀市のリリースっす。

www.city.yokosuka.kanagawa.jp

 

資料を読んだけど、目、見開いちゃったね。なんなら飛び出るかと思った。

 

記者会見の配布資料PDFっす。

https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0810/uraga/documents/haihushiryou.pdf

 

どどーん!!これが近未来それも4年後から順次供用が開始される浦賀の姿だ!!

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浦賀ドック跡地の整備はずっと浦賀に棲む私たちは気になっていたけど、まさかの浦賀全体を一大近未来観光都市に魔改造するとは思いもせなんだ。

 

なんかねー、浦賀警察署跡を単に駐車場にしたりしてもったいないなぁとか思っていたけど、この構想が念頭にあったからなのかな。

 

 

 

私の子供の頃、浦賀小学校に通っていた道。古くは浦賀道といって、浦賀奉行所への街道が通っていた。転んだ道、お金を拾った道、トイレ我慢して走った道。友達と缶蹴りして帰った道。酔っぱらってふらふら歩いた道。多くの思い出がある浦賀。

 

高齢化してゆく町。本屋がなくなって、ラーメン屋がなくなって、カフェがなくなって、プールがなくなって、緩やかに寂れて鄙の道を歩む。

 

開国の町、たそがれの鎖国。

 

そんな将来をなんとなく思っていて、それも悪くないな、って思っていたけれど、ここで大きく未来へ向けて舵を切るならば

 

浦賀に棲む私はこの事業を粋、意気に感じて

せっかくだから盛大にわくわくすんべ!

 

と思ったのだ。

 

ただちょっと心配な点がいくつかあって

 

私、浦賀港の狭い開口部から眺める房総半島の景色が、限りなく好きなんだ。あの景観は守って欲しいな。ホテルや高層ビルに独り占めされちゃうとしたら、ちょっと残念かも。

 

東浦賀、西浦賀の良い味出している古い家並みや、たぬきやカブトムシが暮らす自然もちゃんと残してほしいな。

 

旅好きな私がこの地域の観光を思うとき、横須賀、浦賀、ひいては三浦半島はリピート性に乏しい気がしていて、果たしてこのわくわくは、持続が可能なのかを懸念している。

 

浦賀城跡に天守は・・・やめとこう。

愛宕山に坂本龍馬像・・・やめとこう

ゴジラのモニュメント・・・これは欲しい!

 

 

 

心配も書いたけど、やっぱり大好きな浦賀に活気のある話があるのは嬉しいね。これから数年間、お祭り騒ぎの開発がはじまるのかな?

 

今のうちに、浦賀の今を歩いて写真に収めておこうかな。