小学2年生。掛け算の授業だった。
ゲーム形式。
隣の女の子と机を合わせる。
九九の暗記カードを使って、例えば5の段のカードだけ抜き出して、9枚のカードを何が出るか分からないように混ぜこぜにし、せーので2人同時にカードを出す。
かけ 5×4
女子 5×9
このばあい、かけ20、女子45で女子の勝ちだ。
かけ、勝負事はいつでも本気なので負けたら本気で悔しがるだろうな、と思っていたけど、両手で軽くえんえんと泣きまねをするくらいで、そこまで悔しがってなかった。
他にも、今度は4人で掛け算カルタ。
これはちょっとしたカオスで笑っちゃった。
先生が「40(五の段のみ)」というと、答えは「5×8」のカードを撮るのが正解なんだけど、4人とも正解がわからないから適当に最初に「25」のカードにお手付きしちゃった子の手の上に群がって全員が不正解。
その後も、4人ともとりあえずお手つきしまくって正解が出るまでめくりまくってはキャイキャイしちゃってるから可愛いやら微笑ましいやらで何とも言えず和んでしまった。
子どもらしくってなんだかとても楽しい授業でした。
発達に特性を抱える長男も、心配したほど浮いちゃってはいなかった。ここ数ヶ月間、担任の先生や教頭先生、スクールカウンセラーさんとも何度かお話しさせてもらったりしたので、席の配置とかももしかしたら面倒見のいい子に配慮したりしてくれているのかも。
いずれにしても、暗記カードのリングを外してくれたり、遅れちゃったりした時に教えてくれたりして、本当にありがとう。小学生でもあんなにスマートな親切ができるのね。素晴らしい(感涙)。
他のことに気が行っちゃって先生の話わからなかったりもしていたけど、これも自分なりにお隣さんに聞いたり、雰囲気で理解しようとしたりしている様子が見て取れた。
と思ったらズバーッと机の中のパソコン(クローム?)を取ろうとして教科書やノートがぜーんぶ落ちちゃったりして、気にせず踏みながら片付けたりとか、気が気でない場面もあったけど、本人は取り乱したりする様子は無かった。
勉強については、実は全然心配しておらず(そもそも私がべらぼうに成績悪かったし)、先生からもその点は大丈夫だと言ってくれている(検査結果もむしろ知能は高かった)から、やっぱりキモは「人と人」と言うことになりそうだ。
授業を見ている限りではわからなかったけど、終わったあと一緒に帰りながら一日の話を聞いたりしていたら、やはり苦手な子とちょっと嫌な事もあったようだ。
そういえば、ずっと週1回は休んでいたけど、今週は毎日学校に行っていた。
私ら親の対応としては、なるべく行って欲しいけど無理させず、休みたがったら私らの仕事にもよるけど妻が在宅なので休ませたりしていたが、先々週、今週は5日間全部登校していた。
彼なりにがんばっているのだろう。
人よりたくさん工夫しないと大変だろうけど、なんとか適応しようとしているのかもしれない。
そう思うと嬉しくもあり、涙ぐましい感じがして切なくもあったりするけど、今日の授業参観は長男の成長を垣間見ることができたような気がした。
がんばれって言葉、嫌いじゃないんだ。だって、がんばってるもん、彼。
無理しないで良いんだけど、がんばれるなら、一緒にがんばろ。
ムリなくやってこ。
楽に。
大変だけど、楽に。お互い。
おしまい。
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