陸奥総社宮は、鎮座年代が不明ながら、古代陸奥国府に属する社であったという。それぞれの国府には国司が配されていて、国司は任国中の諸社へ神拝することが義務付けられていた。

しかしながら、国中を駆けずり回って巡拝するのは負荷が大きかったため、こうした「総社」を創建し、国内の神社を一ヶ所へ詰めることが全国で広まったという。

最初に考えた人は業務効率化の天才だったと言える。
全部巡らないと祟られる気がしてやらないわけにはいかないが、これなら一回で済む。完璧なシステムだ。

この後訪れる多賀城は、724年の創建である。
つまり、2024年は記念すべき創建1300周年の年だったのだ。

陸奥総社宮の祭神は「八塩道老翁(やしおじのおきな)神」、「八塩道老女(やしおじのおうな)神」の二柱(ヤシオジノオキナは陸奥国一宮 鹽竈神社のシオツチオジと同じか?)で、ご利益は安産、海上安全、大難除けに良いとされている。
合祀された神々は100柱(大社15、小社85らしい)。ご利益は何でもござれ、たとえば黄金山神社。名前の通り金銀財宝ザックザクだ。
初日に登った蔵王御釜の刈田郡からは、刈田嶺神社がエントリー。この神社だけでも水難守護、天候祈願、縁結び、子宝、安全祈願のご利益があるとされる。
こぢんまりとした社域ではあるが、さすが陸奥国中から集まった神々の坐す地なだけあって、古木が立ち並び、付近は静寂に包まれていた。
また、陸奥国一宮の鹽竈神社と同様に、位置関係は多賀城の鬼門である。見方を変えると、100柱もの神の力でこの多賀城を守備している鉄壁の要塞という事もできるやもしれない。
つづく👇
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旅のメモ📝
| ⛩ 陸奥総社宮 🌳 | ||||||||||
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| 私の所要時間 | 3分 | |||||||||
| 住所 | 宮城県多賀城市市川字奏社1 | |||||||||
| 参拝時間 | 境内自由
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| 駐車場 | 約60台 | |||||||||
| アクセス | 🚃:JR東北本線 国府多賀城駅徒歩約20分 🚙:多賀城IC・利府塩釜ICから約5分 |
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| ホームページ | 多賀城 陸奥総社宮 | |||||||||