しったかぶり!日本紀行

~果てしなき旅景より~

12 白山手取川ジオパーク「桑島化石壁」太古の面影遺す地層に思いを馳せる。

 白山恐竜パーク白峰(クリックでその時の記事っす!)に行った後、すぐ近くにある『白山手取川ユネスコ世界ジオパーク「桑島化石壁(くわじまかせきかべ)」』へ立ち寄った。

 

国道157号から桑島大橋を経て旧道に入り、ライントンネルを抜けると、すぐ左手に駐車スペースがある。

少し「白山手取川ジオパーク」について説明をしたい。

霊峰と名高い日本三名山の一つ「白山」。そこに降り積もった雪や雨は、石川県下最大の河川「手取川」となって山間を降り、やがて広大な「手取川扇状地」を経て日本海へと注いでいる。この壮大な「水の旅(水循環)」に育まれている人間を含む大自然のことを「白山手取川ジオパーク」と称しているのだ。

国指定天然記念物 手取川流域の珪化木産地 手取川

手取湖

そのジオパークの一角「桑島化石壁ジオサイト」に、私と長男かけ7歳と次男くんじ3歳がたたずんでいる。ダム湖である手取湖の水は鈍い緑色で、山に囲まれてセミの声がやけに遠く感じられた。

 

 

 

桑島化石壁は、中生代白亜紀前期の川や湖などに溜まった砂や泥の地層が露出した崖で、多種多様な動植物の化石が発見され、当時の風景を再現できるほどだという。

 

ちなみに白亜紀前期とは約1億4500万年前から約1億50万年前で、有名な所だとスピノサウルスやイグアノドン。ご当地恐竜だと石川では加賀竜、嶋竜、お隣福井のフクイラプトル、フクイティタン、フクイサウルスもこの頃に生きたとされる恐竜だ。

 

明治初期から化石の発見や調査研究が行われ、その歴史の古さから「日本の地質学発祥の地」と呼ばれ、国の天然記念物に指定されている。

白山手取川ジオパーク 桑島化石壁

太古の歴史を遺す化石壁

化石壁の断崖へは立ち入り禁止で遠望するのみだ。こういう壁を観ると、幼い頃に父や母とテレビで観た「ドラえもん のび太の恐竜(1980)」で、のび太がフタバスズキリュウ「ピー助」の卵を掘り当てたシーンを思い出す。

 

これらの写真では雑草も生い茂っていて大変に分かりにくいが、崖には案内パネルがはめ込まれていて、こちらは国指定天然記念物「手取川流域の珪化木産地」としての説明が記されている。

 

 

 

こちらも要約する。なお、まんま書き写すだけだと(私が)つまらないので、私流にリライトしていることをご了承願いたい。

 

明治7年夏。白山に登ったドイツ人・ライン博士が中生代の植物化石を採集したことを記念し、村の人々が「桑島の化石壁」と呼んでいたことから「桑島化石壁」と名付けられた。

国指定天然記念物 手取川流域の珪化木産地

周囲への立ち入りは禁止

明治10年。ライン博士から依頼を受けたガイラー博士は、研究の結果ジュラ紀中期の植物であると公表した。日本で地質の時代が化石によって明らかにされた初めての出来事であり、この地が「日本の古生物学発祥の地」と称される所以にもなっている。

 

珪化木(けいかぼく)というのは植物の化石の一種で、昭和になってこの地で立ち木のままの珪化木が発見され、約1億5000万年前のものと推定された。これは国内で最も古い時代のものであり、地質学上たいへん価値のあるものであり、国の天然記念物に指定される由縁となっている。

 

 

以上、さらっと書き流すつもりが、調べているうちに乗ってきてしまってそこそこ書いてしまった。白山手取川ジオパーク&手取川流域の珪化木産地。

 

国内でも大変珍しい地層に思いを馳せ、ドイツ人博士の名を冠した「ライントンネル」を抜けるとすっかり現在へ戻った気分になり、私たち男3人は日帰り温泉を目指すのであった。

 

 

つづく👇

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