ホテル尾花へチェックイン。体力はともかくiPhone16eのバッテリー残量が3%だったのでしばし充電。30分くらい休憩したつもりだったけど、写真の撮影時間見たら部屋に入ってから7分後にはもう外に出ていた。旅行中は脳の多動が爆発しますねw

夜のならまち散策。向かう先は銭湯!上の写真は「岡田家住宅」。幕末から明治にかけて産婆さんを生業としていたお家で、国登録有形文化財だ。主屋は明治前期、離れと渡廊下は大正期、蔵は昭和5(1930)年だ。
少し歩くと毘沙門天を安置したお堂があったためそのまま町名となっている毘沙門町である。信貴山の本尊であった毘沙門天は、兵乱で持ち出されこのあたりの芝生に棄てられていたものを町の人が安置したという。

「ならまち」は、元興寺(世界遺産)の境内地として江戸から明治の時代にかけて発展した町のことで、寺社や家並が今もなお残っている。

藤岡家住宅は江戸時代後期の築で、もとは生薬類、幕末にはろうそくや鬢付油(整髪料)、おはぐろなど。昭和には紙類を商いしていた。商家の特徴をよく示した表構えや内部意匠の洗練が奈良の町家の典型として貴重で、国の重要文化財に指定されている。

昼間ならカフェや商店が開いていて賑やかにもなろうが、22時である。街灯のほかはただ静寂で、時折仕事帰りなのか、自転車が通り過ぎたり犬の散歩をするご夫婦とすれ違ったりして、古い町並みとはいえまだ現役で「生きている」町なんだ、と思った。

カフェやレンタルスペースを備えた古民家宿の西村邸は、築100年を超える町屋建築をリノベーションして使用している。暗くて見づらいが、写真右に吊るされている印象的な赤いものは何だろうと思って調べてみると、魔除けとして災いを代わりに引き受けてくれる「身代わり申」という人形とのことだった。

また、その背中に願い事を書いて吊るすと願いが叶うことから「願い申」ともいうそうだ。家族の人数だけ吊るすのが伝統。お土産屋さんにはお守りとして売られているらしい。サルのお守りといえば飛騨の「さるぼぼ」を思い浮かべるが、何か関係があるのだろうか。
ホテル尾花から約800m。
ならまちの一角にあるのが「花園新温泉」という銭湯だ。

1959年に創業。構えはのれんがレトロかわゆいを演出しているね!
「園」がちょっと逃げそうなのもポイント高し!
もともとこのあたりは赤線地帯といって、遊郭が軒を連ねていたんですって。

撮影はここまで。あとは銭湯を存分に楽しまん!
「ミネラル温浴泉」は浅めとボコボコお湯が出てくる深めとがある。それから奥には薬湯も。
タイル絵は松の木と海。奈良って海無し県だからかな(^.^)

ほわわぁ~♨
湯に浸かり、一日たっぷり歩いた疲労感が引いていく。もも、ふくらはぎ、腰、二の腕。歩くのは全身運動だから、下半身を中心にあっちこっち疲れがたまっている。
いつも割と短い入浴なんだけど、この日は20分くらいは浸かっていた。いやぁ、気っ持ちよかったぁ!
ちょっとした小ネタだけど、奈良元興寺郵便局のポストには校倉(あぜくら)造りの蔵を模したモニュメントが乗っていた。

ならまち、適当に歩いてみたけど、そこかしこに古風な建物があり、歩きごたえがあった。あえて重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けず、奈良独自の方法で生活空間の維持と景観保全がなされている。

昼間も歩いてみたかったけど、今回は夜のみ。
近くに宿泊したら、ぜひ歩いてみたいと思える風景のるつぼだ。

町並みの範囲も広いので、一度ならず二度、三度と来ても、また新しい発見がありそうだ。23時を前にホテル尾花へ戻った。53,085歩。かなり頑張って歩き回った1日が終わる。
To Be Continued👉
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