魚津市街地から20分程度。
片貝川を上流へと進めば、あっという間に山間部であった。

2025年・夏。
暑い暑い最近の夏をものともせず、私・がお(41)、長男かけ(7)、次男くんじ(3)は飛騨神岡に旅を発し、白峰から北陸へ入り、北上、東進を続けている。

3泊4日(車中日付越え+2日)の旅、その3日目は、思いっきり川遊びをしたい!との子どもらの要望もあり、ここ「片貝山ノ守キャンプ場」へとやってきたのである。

北アルプスは毛勝三山の渓流と大雪渓を源流とし全長27㎞という短さであっという間に日本海へと注ぐ。日本でも屈指の急流河川であり、万年の雪解け水が絶え間なく魚津を潤す命の清流でもある。

さて、駐車場へ車を停め、その片貝川を眺めるのだが、なかなか流れが激しく、子ども2人の命を守り切れる気がしない。

ふと上流に目をやると、流れをゆるやかにするためのものだろうか、3段程度に大きく段差が分かれていて、その部分はお風呂の様にながれが優しそうだった。しかしその付近に行くまでは土手がけっこう高い。
一体どうやって河原へ降りよう,,,キャンプ場の北端付近まで行き、降りやすそうなヘリを見つけ、長男かけはひとりで、私は次男くんじを担ぎ、土手の凹凸に足を引っかけやっとこ降りたのであった。

堤から落ちてくる水は中々の量だと思うが、この段差があるおかげで、近辺だけは流れが緩やかだ。

あらかじめサンダルに履き替えていた足をザブと漬けてみると、ぴゃー!!ちべたいっ!!これは冷たいぞ。そういえば市街ほど暑さも感じない。

清涼だ!清涼な空気がこのあたりには満ち溢れている。
あまりにも冷たいのでちょっと引いてしまいつつ、堤の所までやってきて、再び足を漬けてみると、不思議なことにそこまで冷たく感じなかった。

それ以前に子どもたちは恐れもせずにザブザブ全身から浸かって行っているので、きっと私の心が濁っているからだろうと合点した。

次男くんじはちょっと怖がっているものの、兄の恐れ知らずな行動に触発されて、同じようにあちこち探検するように歩き始めた。

私は最低限の安全を確認(100%の安全なんて無いので)し、流されたらこう助けようとか、あっちが良いかな?とか脳内シミュレーションが忙しかった。

ザーッと流れ続ける片貝川の水。
青空に照らされていかにも爽やかだ。

なんだか映画の題材にでもなりそうな風景に見入っていると、次男くんじがあまり見たことのない蝶を見つけて指さしながら追っている。

長男かけはというと、体がどのくらいで水の強さに負け始めるかを測っている様子だった。小さな段差へ近づき、こちらが怖くなるほどに近づいて、やめる。近づいて、やめる。まるでチキンレースだ。

と、ザーの静寂を破ったのは、次男くんじの泣き声だった。
一体どうしたのかと不器用に水の中を駆けよってみると、どうやらハエの集団にまとわりつかれてしまったらしい。
もしブヨだったらヤバい。どうも川べりを好んでいる様子だったので、パ二クッっている次男を押さえつけて抱っこし、堤の水が激しく落ちてきている所へ逃げた。
虫は追ってこず、ひとまず安心だった。

次男くんじはすっかり怖くなってしまい、このままお開きとなったが、長男かけはしばらく遊んでいたい様子だったので、あと10分くらい、ということにして遊ばせておくことに。5分くらいしてさみしくなったようで、自分から戻ってきた。

正味45分くらいの川遊びだったけど、十分からだも冷えて楽しい時間を過せた。
私は足だけだったけどひんやりした水がめちゃ気持ちよかったよ!
To Be Continued👉
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