しったかぶり!日本紀行

~果てしなき旅景より~

43 秘境の絶景!「星峠の棚田」&「清水の棚田」越後松代棚田群をめぐる

 アパホテル&リゾート〈上越妙高〉でインフィニティプールを楽しみ(クリックで一つ前の記事へ)、最終日は本格的に始まる。

妙高から約60㎞。私たちが目指したのは「星峠の棚田」だ。

 

お世辞にもアクセスが良いとは言えまいが「星峠」という非常に詩的なネーミングに引き寄せられるように訪ねてみるのであった。

 

 

 

宿泊したアパリゾート上越妙高から約1時間20分。

数台分停められる駐車スペースに車を置き、展望台へ。

星峠の棚田 展望台

ちょっとした展望台だ

「星峠の棚田」は、魚鱗のように200枚もの棚田が斜面を埋め尽くすように連なっている。大河ドラマ「天地人」のオープニングにも登場したその美しい風景は、令和4(2022)年に農林水産省により「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に認定された。

展望台から星峠の棚田

展望台から星峠の棚田

また「にほんの里100選」「日本の絶景&秘境100選」などにも選ばれている。

毎年4月から田植えまでの期間と、刈入れが終わった11月頃の水鏡の時期には多くのカメラマンがこの地を目指す。

展望台から眺める星峠の棚田

青々と広がる

300年以上の歴史を持つ棚田で、実は魚沼産コシヒカリの隠れた発祥の地ではと言われている星峠の棚田だが、近年は高齢化が進み、棚田の維持も難しくなっている現実を抱えている。

星峠の棚田 募金箱

募金箱が置かれている。

駐車スペースの向かいにはPayPayも使える募金箱が置かれ保全活動に賛同する人からの支援を願っている。展望台へ上らずとも、ここからでも十分に綺麗な景色を眺められる。

星峠の棚田 全景

広がる星峠の棚田

ベストシーズンではないけれど、青々とした稲穂の香りが匂い立つような風景を眺めることができたのは良かった。

星峠の棚田

豊作を願う

ちなみにトイレは、北側の駐車場に設置されている。

我々は再び車へ乗り東進する。

松代(まつだい)駅の近くでみつけた看板。

松代 わんポイ1000万円

わんポイ1000万円

 

 

D-132 マウンテン。

越後妻有(つまり)では、大地の芸術祭がこの地の里山風景を舞台に20年続いている。

D-132 マウンテン リチャード・ディーコン

2006年製作 リチャード・ディーコン

棚田のはしご、お次はマウンテンすぐ近く「清水の棚田」だ。

ここもなかなか遠かったなぁ。

平成23(2011)年3月12日の長野県北部地震の際に大規模な地滑りで一時は焼失してしまったが、翌々年に復旧した。

越後松代棚田群 清水の棚田

あまたの困難を乗り越えて

復旧に際しては、全国的にも珍しい「平行畦畔型等高線区画工法」という技法が用いられたという。

越後松代棚田群 清水の棚田

越後松代棚田群 清水の棚田

この深い山の折り重なった傾斜地に張り付いたように存在する棚田。それも自然災害で崩れ去る。それでもこの地を用いる人はこの地の復活を願い、実現した。

 

「土地」というものは、現代の大規模分譲地で育ったような私では計り知れないような価値があるのだと感じている。土地は、ふるさと、と言い換えて良いものかもしれない。そういうと、やっと私にも「護りたいもの」という少し実感が湧いてくるのだ。

 

 

To Be Continued👉

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