房総の南側、鯛の浦、和田浦と巡ってきた男3人(父がお42、長男かけ8、次男くんじ3)の日帰り旅もいよいよたけなわ。

日の入り迫る安房の中心地・館山のその駅へやってきた。
駐車スペースに車を停めて、ちょいと駅ナカ探検してみようかね。

リゾート地の駅といった雰囲気を醸し出す駅舎。
デザインコンセプトは、まさに「 リゾート駅の明るい雰囲気を持ったランドマークとしての風格」。平成12年3月の竣工だ。

駅舎にはバルコニーがあって、単なる飾りではなく外に出ることができる。
駅名のパネルをこういう角度から見るのは初めてかも!

視界を正面に向けると、夕日がまさに西へと沈みゆく最中だった。
これは大変に素晴らしい景観。いつまでも眺めていられそうだ。

2019年、館山駅は開業100周年を迎えている。その時の楽し気なロゴマークが飾られていた。館山在住のデザイナーさんが作成し、館山に纏わる100のアイコンがレールの縁の中にあしらわれている。う、宇宙人??館山にいるの???

改札を覗いてみる。天窓が2つ並んでいるのと、NewDaysの上にも窓があり、採光が図られていて気分的にも明るい。
安房小湊では取りそびれたが、ここでは忘れずにエキタグの館山駅をゲット!南総里見八犬伝がモチーフなんだね!

駅舎2階のコンコースから南へ向かう線路を眺める。さすが南房総のターミナル駅!線路がたくさんありますな。

東口に出てみる。こちらもリゾート感が溢れている。タクシーが待ち構えているのが日本らしい気がするな。道路の向こうでは、月一回開催されるという、館山駅前フード&フリーマーケットsPARK DAY(スパークデー)が開催されていたようで、賑わっていた。

東口の1階にはくじら弁当を売る駅弁マリンがあった。安房地域では鴨川と館山でしか駅弁は買えないらしい。店内は喫茶店にもなっていてくじら丼、マリンカレーなどメニューは色々だ。

コンコースに人は多くない。旅行というより、どちらかというと日常の夕方って感じ。楽天トラベルでなんとなく館山のホテル事情を探ってみたけどホテルは埋まっている様子。鉄道で来る人は少ないのだろうか。

まだ日が残っていたので、駅から眺望したワシントンヤシの先にある北条海岸の駐車場に車を停め、これも次男くんじと2人で眺める(長男かけはゲーム)。

温暖な気候でもあり11月下旬だけど次男くんじは海辺で石投げをして遊んでいた。そで、すそ!濡れてるって汗

どてーん。こ、転んだぁ!良かった濡れてない。はたけ、はたいてから車乗って頼む!

このようにして、館山での日没は美しくも慌ただしく過ぎてゆくのであった。
つづく👇
「しったかぶり!日本紀行」応援してね!