予報では、ところにより雷雨。
神岡を出て中部縦貫自動車道 高山ICから東海北陸自動車道に接続し、白川郷ICで降りて、「白山白川郷ホワイトロード」へ至る。

まだまだ20代の若いころ、「コンパクト日本地図帳」を眺めながら気になっていたのが、2015年まで「白山スーパー林道」と呼ばれていた、今目の前に料金所が待ち構えている「白山白川郷ホワイトロード」であった。

山岳地帯を抜けていく道というのは、その頃も今も私にとってなぜかな、魅力的に感じてしまう。この旅の初めも東富士五湖道路や安房峠道路を通って来た。私と息子2人との男どうしの旅は、長野から岐阜、岐阜から石川へとワープしていく(そんな中、子どもたちはお昼寝中)。

馬狩料金所を抜けて少し走ると「白川郷展望台」があり駐車場が整備され、蓮如茶屋や白山白川郷ホワイトロード情報ハウスがある。
この7月の酷暑の最中、この情報ハウス内で「風鈴の奏で」と題した岐阜県多治見産・美濃焼の風鈴の飾り付けが行われていた。

35℃あった神岡と比べすでにだいぶ涼しいが、この日(2025年7月21日)車の外気温計では20℃の場所さえあった。多治見が「日本一暑い」と言われたこともある(2025年の最高は39.6℃)ことを考えると、まさに別世界だ。あぁ、涼しい!

白川郷展望台は、駐車場から道路を隔て階段を上った所にある。
う、ちょっと遠いけど頑張って行ってみよう。

運が良ければ早朝に雲海も見られるという白川郷展望台。木製のデッキが段々に置かれていて、それぞれ思い思いにのんびりすることができる。

風が少しあり、背後と前面には濃いめの雲が広がってきていた。14時過ぎで、太陽はまだ高く私たちを照らしている。しかしその光は地上よりもずっと優しい。

白川郷は世界遺産の荻町集落だけではなく、いくつかの集落が点在している。しかしながら、ここが天空過ぎてなかなか見つけられない。

案内板を眺めながら見比べてcannonのコンデジを目いっぱいズームすると、おお、合掌造りの家が見える。これは紛れもなく白川郷の合掌集落に相違ありますまい!!

今一度、全体を眺めてみる。案内板によると立山連峰までも観ることができるという。血眼になって見比べてみる。

むむむむ!
これだ。太陽が照っているVの字になっている部分が牛首峠で、その奥の山々が立山連峰ということになるのだろうが、これは隠れているってことになるのだろうか。案内板でも雲が多くてよくわからない。でも場所はこの方面で間違いなさそうだ。

流れゆく雲。
山肌の色が光と風と共に動いてゆく。とても不思議な感覚だけど、子供の頃こういう景色はいつでも観ることができていたような、そんな気がした。きっと時間の感覚が違うのだろう。あの頃はずっと伸びやかだったはずだ。

余韻を楽しみながら車に戻る。
子どもたち、アイスは今はいらないというので蓮如茶屋では何も買わず出発した。
ほどなく、びっくりするくらい大きな雪の塊が残っていた。

長男かけは夏の雪に驚き、興味津々だった。急に山々を眺め出して、あれは雪じゃない?と聞いてくるのだが、どうやらそれは土肌のようで少し残念そうだった。

その先に三方岩駐車場があり、岐阜と石川の県境に近い。ここで車の外気温計は20℃を記録した。確かに肌寒いくらいだ。そして雨が降りそうだった。いっそドバっと降ってくれたら、夜間運転で大量に殺戮してしまった虫たちをボンネットやフロントガラスから少しでも流せるんだけど‥

長男かけ、大声で雪!!!!と叫ぶ。駐車場の端に除けられてそのまま溶け切らずに残っている雪の塊を見つけたのだ。私も長男かけも大感動。次男くんじはお昼寝継続。

かけ、なめたいと言うが、いやぁ‥さすがにちょっとばっちくない?と言うと、確かに、と納得して蹴ったりグーで小突いたりして感触を楽しんでいた(あとグーは少しなめた)。
私たちは、岐阜にサヨナラして、北陸の雄・石川県へと進むのであった。
つづく👇
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旅のメモ📝
白山白川郷ホワイトロード開通情報(2025年の参考)
開通期間:石川県側有料区間 6月27日開通
岐阜県側有料区間 7月11日開通(いずれも例年に比べやや遅れた)
11月10日閉鎖。
開通時間:6月~8月:7:00~18:00、9月~11月:8:00~17:00
閉鎖期間:2025年11月11日(火)~2026年6月中旬以降(決定次第HPで通知)
ホームページ:白山白川郷ホワイトロード