復職してから、ひと月が経過。
特に大きな問題もなく、毎日を過ごしている。
今や、休職していた3ヶ月間も、ずっと前のことのように思える。
通院も、経過が順調ということで、次回は2ヶ月後になった。
暮らしはだいぶ軽くなった。
背負っていた荷物は、自分にとって相当重たかったのだろう。
8月からの新しい日々。
自身の何が変わったってこともないんだけど
休職中に得た知見(笑)で、ああ、こういう所、ADHDだな。
と、自分のおかしみを嚙みしめている。
自分で言っちゃうのもなんだが
私のADHDは、込み入らなければ「かわいげ」だ。
(妻はイラついているかもしれないが・・・)
ツメの甘さは、馴染みやすさでもある。
そこはかとない「身に覚えがある感じ」は、他人を安心させる武器でもあった。
思いはあるのにやり遂げられないから、人はより失望する。
込み入ってくると、それは致命的な欠点となる。
嵐のような総スカン。のっぴきならない絶壁は地獄を凌駕した。
私の不注意傾向や脳の多動は、常にコインの表と裏で存在している。
私の人生の中で、すっかり性格の一部となっているから、なくてはならないと思う。
どうすればいいのか。
休職期間中の、割と早い段階で答えは出ていた。
できないことをやろうとするのは、かなり大変なことは思い知った。
なら、できることを伸ばしていく方が、気も軽いし、きっと社会の役に立つ。
なにせ、この過集中は、今まで割と武器だったのだ。
一般的な通念でみると、それは出世コースからの離脱になるだろう。
そう見る人もいるし、まぁ、事実だろう。
でも、後悔はないな。やり遂げられなかった悔しさはあるけど。
その方面では、私はやり切ったと思っている。
全部出し切って
総力で戦って
全っ然だめだった。
救いようのないくらい使えなかった。
別に、ADHDだからじゃなくたって、一生懸命やって
結果が出なかったんだから仕方ないじゃんか。
それに、知らなかったとはいえ、「障害」とされるようなハンデを背負っていた割には、ほんとうによくここまで来れたと、心底自分を褒めたたえている。
ハンデを武器にできていたのだって、それだって、無意識ながら、実は渾身の工夫だったじゃないか。
・・少し盛り上がったけどw
ともかく、休職期間中に育児環境も前よりは整えられたし、仕事環境もかなり好転した。
旅行やブログばっかりしてたように見えるけど(え?違うの?)、ちゃんと準備は万端にして8月を迎えたのです。頑張ったんだよ。
そう、頑張る。
最近この言葉、なんだか使われないけど、私は頑張るよ。
頑を張って生きてやる。
ゆるく。
(文章はかっこつけてるけど、言語優位だからで、中身はゆるゆるなんですよ)
おしまい。
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