お宿「輝雲荘」の夕食までのひととき。歩いてすぐの所に、温泉津温泉近辺で3ヶ所ある外湯の「薬師湯」がある。そのお隣の木造洋館は、薬師湯の旧館を改装したカフェだ。
温泉か、カフェか。迷うところだが、ほぼ迷わず(どっちだ)カフェに入ることにした。おやつ、してないからな。今日。まだ。
「震湯カフェ 内蔵丞」。
読めない人も安心してください。私(も読めないので)が調べました((`・∀・´)エッヘン!!)。カフェしか読めないと、嘆くことなかれ。これは、こう読むべし。
「しんゆかふぇ くらのじょう」。
1872年の浜田地震により、湯量が増え「震湯」と呼ばれ1919年に現在カフェとなっている木造洋館が湯殿として誕生した。
「内蔵丞」の由来はもっと古く、戦国時代、毛利元就からこの地の築城と奉行の任を受けた内藤氏の初代が「内蔵丞」を名乗っていた。以来450年間内藤氏はこの地に暮らし、現在もその末裔である内藤さんが薬師湯とカフェを経営している。
ついでに温泉津温泉は「ゆのつおんせん」と読みます。おんせんつ、と書いて、ゆのつ、だなんて、おしゃれが過ぎませんか?
それにしても石見国、読めない字が多いぞ。外ノ浦(とのうら)はアップするギリギリまでそとのうら(✖)と思っていた。波子(はし)に至っては、過去ブログの時、多分なみこ(✖)と思いきっていたぞ。それから江津(ごうつ)ね。温泉津はさっき出た。お泊りの宿は輝雲荘(きうんそう)。
あ!!あと石見。一応確認しておきましょう。「いわみ」。
閉店ギリギリに入ることになり、確認するとまだ大丈夫とのことで安心。メニューは軽食からスイーツまである。HPへのアクセスQRコードがあり、そこから選んで店員さんに注文するスタイル。SDGs推進のため、おしぼり、ストローは添えていません。
注文をしたら、すべて手作りするから少し時間がかかるとのことで、店内を見させてもらった。ちょうど先客さんが取材なのか、本格的なカメラで店内の調度品たちを丹念に撮影していたのをマネて撮っていると、やがて待望のおやつたちが運ばれてきた。まずは、
温泉カプチーノ。
内蔵丞では、コーヒーにこだわり注文の度に豆を挽いて丁寧に抽出し、心を込めて淹れてくれている。せっかくの♨マークだけど、ひとしきり眺めて撮ってほれぼれしたあと、したたかお砂糖を入れて頂くと、日頃の疲れた心にふわ~っと染みわたる味わい。これは幸せだ。
さらに、パフェ!
「内蔵丞スペシャル」
17時。5時ですよ。夕方の。17時半から夕食ですよ。宿の会席。でも思ったんだ。食べずに後悔なら、食べて苦しめ。なぁに。夜は部屋食ぜ(だからなんだー!)。
内蔵丞スペシャルは、温泉創業150年を祝し「カフェ内蔵丞のオリジナルスイーツをギュッ!っと詰め込」んだ逸品である。以下、HPから引用させてもらいますね。
特製ジャムとシンプルな「バニラアイスクリーム」に、
大田市主催のレシピコンテストで最優秀賞を受賞した、「銀山縁起物語」をちりばめ、間に可愛い「ビーツ白玉」を添え、自家製の「甘酒」にプチプチ感を心ゆくまでお楽しみいただけるよう、「えごまロースト」を入れました。美肌効果にも思いを込めた、スペシャルのパフェです。
食べていて「なんだろー?」と思っていたお芋味が銘菓「銀山縁起物語」だった。ピンクの丸いのはビーツ白玉!パフェ感を薄ませていたのは、甘酒に荏胡麻だったのか!これはもはやパフェの形をした和菓子、いやこれこそ和スイーツ、和パフェなのか?何にしても、見事な地パフェだ。こだわりぬいている。
お、おいしかった!そして爽やかだったけど、やはりお腹はいっぱいだ。あと20分ある。少し歩きまわって消費してから夕食としよう。大満足と裏腹に、夕食との距離が近すぎて狼狽するわたくしでありました。
To be continued... 👇
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♨☕ 震湯カフェ 内蔵丞 ~メモ~ 🍨📷 | ||
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私の所要時間 | 25分 | |
住所 | 島根県大田市温泉津町温泉津7 | |
営業時間 | 11時00分~17時00分(LO 16:30) | |
休業日 | 木曜、年末年始は要問合せ | |
駐車場 | 30台 | |
アクセス | 山陰本線温泉津駅から徒歩約20分。 | |
ホームページ | ||
👛かかったお金 💵 | ||
温泉カプチーノ | 1,500円 | |
内蔵丞スペシャル | 345円 | |
小計 | 29,180円 |